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シンスプリント・股関節偏

シンスプリントを痛めた患者には、股関節の使い方がうまく使えない場合が多い。

治療後にトレーニングのアドバイスをするときによく見かける光景である。

仰向けの姿勢。股関節を90度、膝関節を90度のした姿勢から開始。下肢が地面すれすれまで、股関節・膝関節を伸ばす。伸ばしきったら、また元の姿勢に戻す。

このトレーニングの時は、腹部を鍛える。特に腸腰筋を鍛えるのがメインである。ところが、股関節・膝関節を伸ばしたり曲げたりする時にある動作をする。

股関節の内旋や外旋を使う。動作中に股関節の捻れは必要ないが、シンスプリントの人は捻れを伴うことが多い。

捻れを利用することで、本来の関節運動に使われる筋肉が使われなくなる。使われないので他の筋肉を使うことで運動を行う。その運動が膝関節の影響を及ぼす。影響は、膝の内側や外側に負担をかける。負担は、捻れた状態のままである。捻れたままは、筋肉が張ったままを表す。

次回は、膝関節である。

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患者から見えたもの・シンスプリント偏3

運動では、いろいろな関節が協調している。

ランニングで使われる一つ一つの関節に対してみていかないといけない。

シンスプリントの場合は、股関節・膝関節・足関節などをチェック。

X脚やO脚も見る必要がある。

それぞれの動きなどを考えていきたい。

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患者から見えたもの・シンスプリント偏2

鍼灸やマッサージを使って治療をする。その時の状態をみてリハビリやトレーニングのアドバイスを行う。

シンスプリントのことの前に、大事な事がある。

患者と施術者の関係である。関係は難しい。失敗したり成功したりさまざまなことを経験してきた。

その中で大切なことが見えてきた。患者は、施術者の言葉に対して理解して判断できるか。施術者の言葉を参考としてとらえることが出来るかである。施術者は、自分の技術に対して患者に向けて合っている事を発信しているか。

お互いの立場でディスカッションができれば、うまくいくことが多い。しっかりと方向性が出来ればである。

難しいことであるが、これが出来たときには、よい方向に向かう。

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患者から見えたもの・シンスプリント偏

患者の身体を治療して、勉強になることがある。まだまだ修業が足りない部分でもある。

気持ちは、少し前の自分よりもうまくなっているつもりである。

シンスプリントの患者を治療した。

その中で患者さんにも知ってもらいたいことが出てきたので、書いてみたい。

詳しいことは、次回でしていきたい。

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