一流アスリートになるためには

20年ほど治療の観点で選手を見てきた。治療中で、体の状態や選手との話などいろいろとしてきた。

選手が一流アスリートになる経過もいろいろと見てきた。また残念ながらなれない選手も見てきた。

一流アスリートになれるなれないところは、どんな違いなのか。

情報の収集と勉強、物事を決定する思考能力である。物事を決定するためには、自分が何者かをしっかりと持っていること。

次回は、どんなことを考えて物事を行っていったを紹介してみたい。

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大会に向けて・心理学偏

スポーツ心理学の発展で選手の気持ちの持ち方などいろいろと工夫されるようになってきた。

最近ある患者の言葉。(高校1年、競技暦6ヶ月)

患者:大会で目標が達成した。

ごっち:次の大会の目標は?

患者:目標記録は、○○メートル。

ごっち:前の大会で●●メートルで、今回の目標は、○○メートルは大丈夫?

    (あまりにもとんでもなかったので)

患者:これくらい記録を出さないと府のランキング上位に入れない。

   (将来を見据えてと思う)

久し振りにとんでもない発言を聞いた。しかしごっちは、この子を影ながらサポートしていきたいと思った。

次回では、目標と改善と指導者との話をしていく。

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シンスプリント・足関節偏

シンスプリントになった人で足関節の硬さがあることを言った。硬さを取るための方法。

カーフレイズ。

段差があるところ利用する。段差のところをつま先立ちする。アキレス腱をストレッチするように足関節を背屈させておく。その姿勢から足関節を底屈する。最終的には、爪先立ちまで持ってくる。20回を3セット。アキレス腱を痛めないように注意しながら行うこと。

ストレッチボードを利用してのストレッチ。

ストレッチボードがある人向けです。ある人は、ふくらはぎがストレッチされた状態で体が地面に垂直な状態でストレッチボードに乗ります。乗った状態で体を前・後屈や側屈や回旋などを行います。足関節硬さとともに背部もストレッチします。各種目1分間で行ってください。

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シンスプリント・足関節偏

シンスプリントになっている人で足関節をチェックする。チェックは、ふくらはぎの筋肉の硬さと足関節の底屈・背屈制限の2つを見る。

ふくらはぎの筋肉の硬さは、膝関節を曲げた状態と伸ばした状態で背屈制限があるか。拝背屈制限があればふくらはぎが硬くなっています。関節の可動制限は、専門家に見てもらうお方法ですが、仰向けにて膝関節・股関節を90°の状態にして足関節の底屈と背屈の制限を見てもらう。

シンスプリントや下肢のランニング障害では、ふくらはぎの硬さや関節の可動制限が見られます。

シンスプリントが解消してくると筋肉の硬さや可動制限もなくなってきます。

次回は、その修正方法を。

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シンスプリント・膝関節偏

シンスプリントになった患者も行っているトレーニングである。これは、他の疾患の人にも効果があるので紹介。2回に分けて紹介。

今日は、体の体重をかけないで行う方法。いろいろとあるが、ランナー向けに説明。

椅子の座って膝を曲げた状態から伸ばす。いわゆるレッグエクステンション。

腹臥位で膝を伸ばした状態から曲げる。いわゆるレッグカール。

これを出来るだけゆっくりと行う。動かす範囲は、関節が曲がる角度まで。注意することは、つま先の位置。つま先を外側や内側に向かないこと。足に錘をつけたり、チューブで抵抗を加えてもよい。マシンが使える施設があればマシンを使ってもいい。20回3セットを目安に。

次回は、体重をかけた姿勢での膝関節のトレーニング。

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いろいろな意見を参考に

のんびり書いているシンスプリント偏。

シンスプリントでリハビリ中の選手がいる。その選手をぶーこがミムラボに連れて行く。

ミムラボは、足型をとってオーダーメードのランニングシューズを作ってくれる。

ランニングシューズの形をとるときにいろいろとチェックをしてくれる。

リハビリ中の選手のウィークポイント。

内転筋が使われていない。

足首の硬い。

この2点を言われたらしい。

この意見は、ぶーこ(指導者)・ごっち(トレーナー)と意見が一致。

故障で悩んでいる人には、ミムラボでランニングシューズをオーダーするのもひとつの方法。靴職人からみての体の状態を聞くことも出来るかも知れません。

いろいろな専門家の意見を聞いて参考にするのもよいのではないでしょうか。

ぶーこがミムラボに連れていったときの話。事前の電話して、靴職人からのアドバイスや体の状態を言って貰えるか確認を。あくまでも、オーダーシューズを作る会社なので、事前確認を。

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シンスプリント・股関節偏

シンスプリントを痛めた患者には、股関節の使い方がうまく使えない場合が多い。

治療後にトレーニングのアドバイスをするときによく見かける光景である。

仰向けの姿勢。股関節を90度、膝関節を90度のした姿勢から開始。下肢が地面すれすれまで、股関節・膝関節を伸ばす。伸ばしきったら、また元の姿勢に戻す。

このトレーニングの時は、腹部を鍛える。特に腸腰筋を鍛えるのがメインである。ところが、股関節・膝関節を伸ばしたり曲げたりする時にある動作をする。

股関節の内旋や外旋を使う。動作中に股関節の捻れは必要ないが、シンスプリントの人は捻れを伴うことが多い。

捻れを利用することで、本来の関節運動に使われる筋肉が使われなくなる。使われないので他の筋肉を使うことで運動を行う。その運動が膝関節の影響を及ぼす。影響は、膝の内側や外側に負担をかける。負担は、捻れた状態のままである。捻れたままは、筋肉が張ったままを表す。

次回は、膝関節である。

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患者から見えたもの・シンスプリント偏3

運動では、いろいろな関節が協調している。

ランニングで使われる一つ一つの関節に対してみていかないといけない。

シンスプリントの場合は、股関節・膝関節・足関節などをチェック。

X脚やO脚も見る必要がある。

それぞれの動きなどを考えていきたい。

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患者から見えたもの・シンスプリント偏2

鍼灸やマッサージを使って治療をする。その時の状態をみてリハビリやトレーニングのアドバイスを行う。

シンスプリントのことの前に、大事な事がある。

患者と施術者の関係である。関係は難しい。失敗したり成功したりさまざまなことを経験してきた。

その中で大切なことが見えてきた。患者は、施術者の言葉に対して理解して判断できるか。施術者の言葉を参考としてとらえることが出来るかである。施術者は、自分の技術に対して患者に向けて合っている事を発信しているか。

お互いの立場でディスカッションができれば、うまくいくことが多い。しっかりと方向性が出来ればである。

難しいことであるが、これが出来たときには、よい方向に向かう。

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患者から見えたもの・シンスプリント偏

患者の身体を治療して、勉強になることがある。まだまだ修業が足りない部分でもある。

気持ちは、少し前の自分よりもうまくなっているつもりである。

シンスプリントの患者を治療した。

その中で患者さんにも知ってもらいたいことが出てきたので、書いてみたい。

詳しいことは、次回でしていきたい。

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